いつも親切なのが良いとは限らないぞーっていう実験
「毎日人に親切をしよう!」ってアドバイス、なんかの自己啓発本にありそうですよね。
今回は「そうとは限らないぜ!」といった実験がありましたので紹介します。
これはカリフォルニア大学リバーサイド校の心理学教授、ソニア・リュボミアスキーの研究。
参加者に週5回の親切を6週間にわかって続けたところ、
- 幸せな気分になった!
…のは当然ですよね(笑)
注目すべきは、
- もっとも幸福感が高まったのは、同じ日に5つの親切を行った場合だった!しかも40%も幸福感が高まった!
ってところです。
なんでこういった結果になったんだろう、謎だ。
ただ、あくまで「本人の」幸福感が高まったという結果なので、毎日親切をした方が周りからも良く思われて結果的には幸せになるかもしれませんねー。
とりあえず「親切で幸福感が高まる」というのは直感通り正しいようですが、個人的に「へーここまで効果が大きいんだ。」ってなったのが以下の実験。
カナダのブリティッシュ・コロンビア大学の研究で、参加者には5ドルまたは20ドルを与え、半数は自分のために、残りの半数は他人のためにその日のうちに使ったところ、
- 与えられた金額にかかわらず、他人のためにお金を使った人が一番幸せを感じていた!
とのこと。
じゃあ自分はこれから2000円で自分のために本を買うんじゃなくて、人のために500円使った方がいいのか…
あ、本で知ったことをブログで発信するのが自分なりの親切だな!そうしよ!(だだすべり)
【参考】