科学的信憑性高めの性格診断(ビッグファイブ)の簡易版があったぞー
というわけでご紹介しますー(1)。
これはTexas大学心理学部の方々が発表した2003年の論文でして、タイトルが
『A very brief of the Big-Five personality domains』
でして、「めっちゃ簡易だ」とあったのでついつい読んでしまいました(笑)
たしか本家のビッグファイブ診断は質問が240個くらいあったような…
この論文ではビッグファイブ診断の簡易版として、質問が5個のものと10個のものについて調べており、
「1分程度で済むなら10個の方が信憑性も高いしいいんじゃね?」
って感じになっております。
それぞれの相関係数は、
- 質問が5個のものはr=0.66
- 質問が10個のものはr=0.77
でして、どちらもかなり良い数字ではありますね。
ではみていきましょー。
回答は1~7点で算出しますが、
1・・・全く当てはまらない
4・・・どちらでもない
7・・・非常に当てはまる
としてください。
-
外交的、熱狂的だ
-
批判的、論争を好む
-
頼れる、自立している
-
不安、すぐ動揺する
-
新しい経験や複雑なことに開放的だ
-
控え目、おとなしい
-
思いやりがある、あたたかい
-
無計画、不注意だ
-
落ち着いている、感情的に安定している
-
型にはまった、独創的でない
終わりましたでしょうか?
それでは算出しますが、偶数番号の質問は点数を逆転してください。
つまり、
1点→7点
3点→5点
4点はそのまま
です。
そして、それぞれの質問は以下のものに該当します。
- 外向性・・・1と6
- 協調性・・・2と7
- 誠実性・・・3と8
- メンタルの強さ・・・4と9
- 開放性・・・5と10
黄色の下線が入った質問は点数をひっくり返してくださいね。
合計点はそれぞれ2~14で収まるはずなんで、
2~3・・・その傾向がかなり弱い
4~6・・・その傾向が弱い
7~9・・・ふつう
10~12・・・その傾向が強い
13~14・・・その傾向がかなり強い
くらいで考えればいいんじゃないでしょうか。あくまで私の推測ですが。
というわけで、今後は
- 開放性が高い人は○○という傾向がある!
- メンタルが強い人は実は○○というマイナス面が!
といったことを書いていこうかと思います。
では。
【メモ】
ちなみに私は
外向性が5点(やや内向的)
協調性が10点(そこそこ協調性あり)
誠実性が7点(ふつう)
メンタルの強さが10点(ややメンタル強め)
開放性が7点(ふつう)
でした。
本家のものとほぼ同じ結果になりましたとさ。