がんばらない

いつかPROにします

ダイエットに効く7つの心理テクはこれだ!

 

というわけで7つまとめます。

 

【目の前に食べ物は置かない】

お菓子をオフィスのデスクにしまうだけで食べる量が3分の1になると以前書きました。

 

それに似た実験では、チョコレートを社員の近くに置くと消費量が約6倍に増え、透明な容器に入れた場合、不透明な容器に入れた場合と比べ消費量が1.46倍増えたそうです。

 

また、 コーネル大学のブライアン・ワンシンク教授は、底に穴のあいたスープ皿を作り、隠された管を通して皿に スープを注ぎ出せるようにしたところ(何やってんだ。)、 底なし皿の場合は普通の皿の場合と比べ、

  • 飲んだスープの量が1.75倍になった!
  • しかも本人たちは大量に飲んだことを気づいていなかった!

とのことです。

要するに人間は「満腹感」ではなく「食べ終えた感」で食べる量が変わるってことですね。

 

【食べることのみに集中する】

面白い話を聞きながら食べている人は、黙って食べている人と比べ、

  • 食べる量が1.15倍だった!

とのこと。

これが積み重なったらそりゃ大きな差になりますよね。痩せたい方は食事中のスマホやテレビは控えましょう。

 

【小さな食器で食べる】

またまたブライアン・ワンシンク教授の実験。パーティーにて 大小分かれたスプーンやお皿を渡しアイスクリームを好きなだけすくい取ってもらったところ、

  • 大きなスプーンを渡された人は14%、大きなお皿を渡された人は31%多めにすくっていた!

という結果になったそうです。

別の実験でも大きなスプーンだと2倍の量粒チョコが消費されたとのことなんで、私も気をつけたいところ。

友人をパーティーに呼んで実験するのがほんの少し狂気じみてて好きです。どんだけ追求したいんだ。

 

【飲むなら細長いグラスで】

またまたブライアン・ワンシンク教授(とカート・ヴァン・イッターサム)の実験です(笑)

学生たちに「背が低くて口の広いグラス」と「細長いグラス」にウィスキーを注がせたところ、

  • 背の低くて口の広いグラスは注がれる量が1.3倍だった!

また、ベテランのバーテンダーに注がせた場合も

  • 平均1.2倍だった!

とのこと。

なんでも中に見えるアルコールの高さで判断してしまうそうで。

プロでも錯覚してしまうからこわいもんです。

 

【食事日記をつける】

カイザーパーマネント健康調査センターが行った研究によると、自分が何をどれくらい食べたか記録をつけると減量効果があるそうです。

実際に、 実験では食事日記をつけた参加者は日記をつけなかった参加者の2倍体重が減っていたとのこと。

日記と言っても食べたものを書くという程度でOKだそうです。

 

【鏡を食べる場所に置く】

アイオワ州立大学のステイシー・センティルスとブラッド・ブッシュマンの研究の実験。高脂肪と低脂肪のマーガリンをスーパーに来た約1000人の客に勧めたところ、

  • 鏡を置いた場合、高脂肪のマーガリンの売れ行きが低脂肪のものより32%低くなった!

だとさ。

鏡に映る自分の姿を見ると理想の自分に近づこうとするというのは有名ですよね。

髪整えたりするのも同じ原理ですしね。

 

【小さな袋入りは逆効果(?)】

オランダのティルブルフ大学の研究。参加者を二つのグループに分け、片方にはチップスの大袋を2つ、もう片方には「ダイエットパック」を9袋渡し、体重を測定。

ダイエットを意識させたんですね。

そしてチップスを食べながらテレビを見させた結果、

  • ダイエットパックを渡されたグループは大袋を渡されたグループの2倍食べていた!

とのこと。

個人的には「ダイエットパック」という言葉で自制心がゆるんだからだと思います。

ただの小分け袋だったらむしろ大袋より食べないような気はしますが…どうなんでしょう。

 

 

というわけで、以上7つでした。お試しあれー。

 

【参考】

その科学が成功を決める (文春文庫)

その科学が成功を決める (文春文庫)